コロナ禍の現在、在宅ワークなどのテレワークの求人が急速な広がりを見せていますが、在宅ワークでは、どのような仕事が求められているのでしょう。今回は、在宅ワークの求人で多い職種について説明していきたいと思います。
ライター・編集業務
- ライティング、校正
- 編集、取材
- テープ起こし
- メルマガや広告メールの作成
- アンケート回答、レビュー・口コミ・体験談の作成
ライターは、資格や目に見えるスキルが明確ではない職種ですので、インターネット環境とパソコンさえあれば誰でもすぐに始められる在宅ワークのひとつです。
ただし、資格が必要でなくても、世の中に受け入れられる文章・読み手の心に刺さる文章を書くためには、語彙力や自分の考えを分かりやすく文章にする能力を高めていかなければなりません。
そういった点から、正解がなく、奥深い、難しさのある仕事です。多様な分野について執筆することが多いため、リサーチ力やコミュニケーション力が求められる仕事でもあります。
また、単価と執筆速度によってもらえる報酬が変わるのが在宅ライターの特徴とも言えます。より短時間で読み手に興味を持ってもらえるような質の高い記事が書けるようになれば、その都度報酬も上がっていくでしょう。
ライターとしてのスキルを高めることは簡単ではありませんが、やりがいや達成感の大きな仕事なため、「挑戦してみたい!」という人はぜひチャレンジしてみることをおすすめします。
最初は未経験でも、様々な案件をこなし、実績を積めば、ライターとして活躍していくことができるでしょう。
OA業務
- データ入力・集計、情報収集
- 資料作成
- 添削・採点
- 翻訳業務
データ入力や文字起こしといった事務作業も、在宅ワークに向いています。音声データの書き起こしや、名刺の情報をフォーマットに入力するなど、さまざまな仕事があります。
必要な情報を入力するだけの作業であれば、特別なスキルや環境を用意しなくても作業できるため、家事や育児などの隙間時間を使ったり、副業としても適しているでしょう。
成果報酬型の仕事も多いため、効率良く生産性の高い仕事ができれば、より多くの収入を得ることが可能です。
また、外国語を日本語に、または日本語を外国語に変換する翻訳の仕事も、在宅ワーク向きの職種といえるでしょう。
翻訳元となるデータの提供方法と、翻訳後のデータの納品方法を定め、それを満たせる環境さえ整えれば、すぐにでも作業を開始できます。
Webサイト関連業務
- ホームページやランディングページの作成
- Webデザイン、グラフィック制作
- Webサイト上における情報更新などの業務
- ネットショップのシステム運営・管理
クライアントの要望に合わせて、ウェブデザインを行うデザイナーも、工程を切り分けやすく、在宅ワークとの相性が良い職種です。ウェブサイトのデザインや画面仕様の設計、バナーやロゴなどの制作といった仕事があります。
場合によっては、クライアントと密に打合せながら作業する必要がありますが、ビデオ会議システムやチャットシステムなどのコミュニケーションツールを利用することで、問題なく進められるでしょう。
また、Webデザイナーやコーダーは、常に最先端のデザイン、新しいプログラミング言語や、CMSの仕様を学び、スキルを身につけていくことが必要とされますし、そのスキルの数によっても報酬が変わってきます。
使えるスキルが増えれば、携わることができる案件も増えますので、Web系の職種を検討している人は、常に学ぶ姿勢を大事にしていきましょう。
開発関連業務
プログラミング言語を使って仕事をするプログラマーは、スキルとプログラミングができるPC環境さえあれば、在宅ワークが可能な職業です。常駐のプログラマーと比べて在宅ワークはまだ少ないですが、プログラマーの確保に苦労している企業も多く、今後さらにプログラマーの在宅ワークは拡大していくと思われます。仕様書に基づいてシステムやアプリの開発をしたり、データ解析したりする業務があります。
クリエイティブ関連
- 音楽制作・編集
- 映像制作・編集・フォトグラフィック・カメラ撮影
- アニメ制作・イラスト制作
映像の制作や、音楽の制作などのクリエイティブ職も、ビデオカメラや、録音機器、音楽制作ソフトなどの機材を揃えれば、自宅で制作することが可能です。在宅での仕事はまだ少ないですが、これから増えていく在宅ワークだと思われます。
以上が、在宅ワークに多い仕事内容の説明です。これから在宅ワークを始めたい方は、是非本記事を読んで、自分に合った在宅ワークの仕事探しの参考にしていただけたらと思います。